直射日光を受けることにより色濃く目立つようになるのが特徴です

顔に色素沈着ができる病気にはしみ。そばかす　アジソン病　全身性エリテマトーデスなどがあります。しみは、医学的には肝斑と言い、メラニン色素の増加によって色素沈着が起こることです。肝斑は顔の場合、左右対称にでき、目のまわりやほお、額などに茶褐色の形、大きさの一定しない色素沈着が見られます。そばかすは、ほおや額、背中や腕などにできる色素斑で、雀の卵に似た模様から雀卵斑とも呼ばれています。

直射日光を受けることにより色濃く目立つようになるのが特徴です。アジソン病は、副腎の破壊により副腎皮質ホルモンが欠乏する病気です。症状としては、皮膚の黒ずみで、口の粘膜、歯ぐき、唇などに黒い斑点ができます。また、非常に疲れやすく、休息によって回復しますが動くとまた疲れるという特徴も見られます。

他にも、血圧や血糖値の低下、食欲不振、下痢、痩せるなどの症状も見られます。全身性エリテマトーデスは、急性に発病する時に皮膚症状が見られます。顔の両側から鼻にかけて蝶が羽を広げたような形の赤い発疹ができます。中心部が脱色して萎縮した発疹も顔の他、手足、耳などに見られます。
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